【概要】
かつて子ども時代に夢中になって世界を救ったRPGも、年齢を重ねるにつれて「友情の力」や「お決まりのノリ」が少し気恥ずかしくなってしまう……そんな経験をしたことはないでしょうか。海外の掲示板では、40代を迎えたベテランゲーマーが「大人向けの深いシナリオを楽しめるJRPGを教えてほしい」とスレッドを立ち上げ、大きな話題となっています。単に暗くてグロテスクなだけではない、政治劇や人間ドラマ、倫理的な葛藤を描いた日本の名作ゲームの数々に、海外から熱烈な推薦コメントが殺到しました。今回は、彼らが大絶賛する「真に大人向けのJRPG」に対する海外の反応をご紹介します。
・ファイナルファンタジータクティクスは、すべての登場人物の感情が複雑に絡み合っている素晴らしい作品だ。イヴァリースの歴史を描いた物語は本当にお勧めだよ。どのキャラクターも世界をより複雑で、道徳的にグレーなものとして描き出している。それでも主人公のラムザは「それが真実だとしても、人が人に対してそんな扱いをしていい理由にはならない」と言い続けるんだ。彼は真のヒーローだよ。
・ファイナルファンタジータクティクスは、1998年に発売されて以来、ずっと私のお気に入りゲームの頂点に君臨している。
・タクティクスオウガのシリーズはプレイしたかい。タクティクスオウガ リボーンや、タクティクスオウガ 運命の輪、オウガバトル64はどれも本当に素晴らしい。リボーンは松野泰己氏が手掛けており、他の作品も非常に大人向けの深いシナリオになっているよ。
・オウガバトル64の名前が出るとはね。あれは間違いなく、これまでに作られたゲームの中で最高峰の一つだよ。
・オウガバトル64の海外サブタイトルである「Person of a Lordly Caliber(覇王の器)」は、ゲーム史上最も格好いいサブタイトルだと思う。
・トライアングルストラテジーはプレイしたかい。もし未プレイなら、君にとって生涯のお気に入りゲームになるはずだ。自分の選択が物語に本質的な影響を与える素晴らしい大人向けのストーリーと、極めて完成度の高いタクティカルバトルが楽しめる。
・私もトライアングルストラテジーを強く推すよ。文句なしの傑作だ。シナリオもキャラクターも、ゲームシステムもすべてが高いレベルで安定している。どれか一つの要素だけが突出しているわけではないが、全体が合わさることで信じられないほどのシナリオの深みを生み出しているんだ。
・まさに一流のセンスを持ったゲーム選びだね。
・ファイナルファンタジータクティクスに似ていながら、また違った味わいのある作品を探しているなら、サガ フロンティア2も素晴らしいストーリーを持っているよ。
・目の付け所が素晴らしいね。ぜひトライアングルストラテジーを試してみてほしい。
・龍が如くシリーズをお勧めするよ。初期の作品はアクションアドベンチャーだが、龍が如く7と8はターン制コマンドRPGになっている。仲間キャラクター全員が30代以上の大人で、誰もが現実的な大人の悩みを抱えているのが特徴だ。
・彼らがホームレスとしての生活や葛藤に向き合う姿は、私にとっても非常に心に刺さるものがあった。人生の現実的な不安を見事に描いているよ。
・私は龍が如くの0、4、そして7をプレイした。本当に大好きだよ。まさにこういう大人向けの脚本をもっと読みたいと思っていたんだ。
・龍が如く7は大人のキャラクターたちが本当に魅力的だった。コメディ要素も多いけれど、その背景には本物の大人の苦悩や社会的な問題がリアルに描かれている。最終的には、おじさんたちが互いを高め合い、正しいことを成し遂げようとする熱いドラマなんだ。
・ファイナルファンタジータクティクス、シャドウハーツ2、ドラゴンクエスト7、ブレスオブファイア3、ゼノギアス、そしてパラサイト・イヴ。このあたりは外せない大人のための名作だ。
・パラサイト・イヴの1と2は本当に素晴らしい大人向けのアクションRPGだったね。
・ファイナルファンタジー7のシナリオは十分に大人向けだと思うよ。ただ、意図的に少し大げさでコミカルな演出を混ぜているだけだ。もしもっと現実的で硬派なものがいいなら、ベイグラントストーリーやゼノギアス、ファイナルファンタジー16をお勧めする。
・昨夜、人生で初めてゼノギアスを始めたばかりなんだけど、すでに信じられないほど素晴らしい。もっとプレイするのが待ちきれないよ。
・ゼノギアスは、これまでに作られたゲームの中で最も成熟した、大人向けのストーリーを持つ作品の一つだ。
・ゼノギアスは本当に深い。大人になってから、心理学や宗教学、哲学の知識を持って再プレイすると、さらに新しい発見と感動がある素晴らしいゲームだよ。
・大人の鑑賞に堪えうるRPGといえば、ロストオデッセイを忘れてはいけない。作中で読める「千年の夢」というショートストーリー群だけでも、他の並みいるRPGよりはるかに深く、人の心や生と死の本質に迫っている。
・ヴァルキリープロファイルシリーズも素晴らしい。
・ヴァルキリープロファイルは、様々な登場人物たちの悲劇的な人生がオムニバス形式で描かれている。愛する人の喪失や魂の救済といった、非常に美しくも重厚なテーマを扱った大人のためのゲームだ。
・ラジアントヒストリアは驚異的な名作だった。位置取りが重要になる秀逸な戦闘システムと、タイムトラベルを扱ったストーリーとしては同世代のゲームの中で間違いなく最高峰の一つだ。
・NieR ReplicantとNieR:Automataはどちらも非常に脚本が優れていて、他のJRPGでは滅多に踏み込まないような、実存主義などの深刻なテーマを深く掘り下げている。
・真の大人向けJRPGを求めるなら、真・女神転生IVをお勧めしたい。世界観が非常に独特で、善悪の彼岸を考えさせるストーリーは、一度プレイすると忘れられない魅力に満ちている。
・13機兵防衛圏を推薦する。13人の主人公による非線形のストーリーテリングは圧巻だ。まるで複雑な極上のSFミステリー小説を少しずつ紐解いていくような感覚を味わえる。
・ゼノサーガ三部作を推したい。哲学的なテーマや実存主義、そして壮大な宇宙規模のドラマが描かれていて、とにかく圧倒されるクオリティだ。
・MOTHER3は、大人の心にこそ刺さる特別な感情のパンチを放ってくるゲームだよ。
・ファイナルファンタジー16は試したかい。シリーズの中でも最も大人向けに作られていると感じる。政治的な駆け引きや重厚なドラマを求めるなら、間違いなく満足できるはずだ。
・幻想水滸伝シリーズはどうだろう。戦争の残酷さや、政治的な対立、そして人と人の絆の美しさを非常に見事に描き出している。
・幻想水滸伝IIのシナリオは実に見事だった。戦争というものを、過度に美化することも悲観することもなく、非常にリアリティのあるバランスで描いている。
・テイルズ オブ ベルセリアを最近プレイしたけれど、脚本の質の高さに驚かされた。主人公たちが世間にすれた、少し影のある大人として描かれているからこそ、終盤に向けて描かれる絆の物語が本当に心に響くんだ。
・私は40代だけど、数年前にベルセリアをプレイして完全にノックアウトされたよ。大人のキャラクターたちの軽妙な掛け合いと、それぞれの覚悟が本当に格好いい。
・大人になって「友情の力で世界を救う」というテーマのルーツを知ると、また違った見方ができる。あれは、戦争やファシズムを生き延びた日本のクリエイターたちが、人間の残酷さの極限を見た末に「それでも最後に信じられるのは、他者への優しさと友を愛する心だけだ」という祈りを込めて生み出した表現なんだ。そう考えると、あの定番のテーマがとても尊く、深く感じられるよ。
【管理人のコメント】
年齢を重ねることで、かつては単なるファンタジーとして楽しんでいた物語の「背景にある深い人間ドラマ」や「道徳的な葛藤」がより深く理解できるようになるのは、大人ゲーマーならではの贅沢な特権ですね。日本のゲームが持つシナリオの多様性と深みは、世界中のベテランゲーマーたちを今も魅了し続けているようです。

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