【概要】
異世界転生・転移ジャンルのアニメといえば、主人公が圧倒的な力で無双する「チート系」作品が定番ですよね。しかし、海外の掲示板では「もうチート無双は見飽きた。主人公が”そこそこ”の強さしかない異世界アニメって何がある?」という質問が投稿され、大きな反響を呼びました。
実はこの手の作品、探してみると意外と名作揃いなんです。最弱クラスでありながら知恵と運で生き延びる主人公、戦えるけど世界最強には程遠いキャラクター、そもそも戦闘能力がゼロで周囲に頼るしかない主人公まで、バリエーションは実に豊か。1983年の作品から2022年の最新作まで、年代を超えた名作リストも飛び出し、異世界アニメの奥深さを改めて感じさせるスレッドとなりました。
海外ファンたちの熱い議論と、彼らが選んだ珠玉の作品群をご覧ください。
・そもそもこのすばのカズマって強いのか?
┗ ・いいや、彼はただ常識があるだけだ。たまにだけどね。
┗ ・カズマはステータスがゴミなんだけど、運だけは神がかってるし、頭もそこそこ切れる。超弱いけど超賢い主人公の典型だな。「そこそこ強い」とは口が裂けても言えないけどね。
┗ ・正直、あいつがチート能力なしでどうやってここまで生き延びてるのか、未だに理解できないんだが。
┗ ・いや、確か彼は「生き延びてない」んじゃなかったか?何回も死んでるだろ。
┗ ・待てよ、運がMAXで専属のアークプリーストが蘇生してくれるんだぞ。それ十分チートだろう?
┗ ・文字通り何度も自爆特攻してパーティーを救って、そのたびにエリスが復活を許可してくれるんだ。「生き延びてる」なんて絶対言えない。ある意味、彼の「チート能力」は、転生を司る女神を口説き落としたことかもしれないな。
・「私、能力は平均値でって言ったよね!」はどうだ。技術的には彼女は完璧に平均だ。
┗ ・技術的には正しい。まさに質問者が求めていたものであり、同時にその求めていたものから最も遠い作品でもある。
・「治癒魔法の間違った使い方」。これは良いぞ。
・「リリース・ザ・ウィッチ」を推したい。残念ながら8話で制作が止まってしまったけど、それでも素晴らしい作品だよ。
・「十二国記」は外せない。ごく普通の女子高生、中嶋陽子が麒麟によって異世界に連れて行かれる。「ヒンマン」の力で戦闘能力は得るけど、その世界の基準で見れば全くチートじゃない。ただ戦える人たちと同じ土俵に立てるようになっただけだ。
・まだ誰も挙げてないから言わせてもらうけど、「便利屋斎藤さん、異世界に行く」。彼の能力は純粋に前世から持ってきたもの――修理工としての腕前と鍵師の技術、工具、それと良い記憶力だけだ。戦闘のほとんどは異世界の仲間に任せるしかない。
・「本好きの下剋上」はピッタリだと思う。まさにお探しの条件に合致してる。
・「処刑少女の生きる道」もおすすめだ。
・「転生したら剣でした」。第1話だけ見るとチートに見えるかもしれないけど、あれは単に井の中の蛙だっただけだ。その後の主要な戦いは全部本気のガチバトルになる。
・ルーデウスだな。実戦経験のある相手には基本的に負ける。でも自分の力をそれなりに使いこなせる程度の実力はある。盗賊相手ですら、経験不足でヒヤヒヤする場面がある。彼の持つ能力は他のキャラに簡単にカウンターされるんだ。(「未来が数秒見える目を持ってる?これを予測してみろ」――ルイジェルド)。最終的にも最強ではないし、強さの本質は準備と計画にある。それすら上手くいかないこともあるし、時にはとんでもない代償を払うこともある。
┗ ・結局、世界で10本の指に入る強さにはなるんだけどね。ただ不運なことに、その他の「10本の指」たちと戦う羽目になるだけで。
・主人公の強さをもっと抑えたいなら、古い作品に遡ればいい。パワーの天井が低くなるからね。年代順に並べてみた。2022年「異世界おじさん」、2021年「蜘蛛ですが、なにか?」、2021年「無職転生」、2018年「転スラ」、2017年「ナイツ&マジック」、2016年「ドリフターズ」、2015年「ゲート」、2013年「ログ・ホライズン」、2013年「アウトブレイク・カンパニー」、2010年「エンジェルビーツ」、2008年「あまつき」、2002年「.hack//SIGN」、2002年「十二国記」、2000年「ストレンジ・ドーン」、1999年「デジモンアドベンチャー」、1995年「エルハザード」、1983年「超時空世紀オーガス」。
・ちょっと趣旨とは違うかもしれないけど、「ゼロの使い魔」を推させてくれ!
・「Re:ゼロ」は?主人公は他の戦闘キャラと比べたら本当に弱い。メインの能力も自分の意思で使えるものじゃないしね。
┗ ・ビジュアルノベルで全バッドエンドを回避するまでプレイし続けるアニメだな。
┗ ・スバルは面白いよな。とんでもなく強力な能力を持っているのに、使うために死ななきゃいけないんだから。
┗ ・あの能力は設定上、正真正銘のぶっ壊れ性能なんだけど、「使用上の注意」がエグすぎるんだよな。でも同時に、チェックポイントが固定されてるとか死ぬ必要があるとか、そういう制約自体がスバルのためを思っての仕様でもある。人間をやめない限り濫用できないようになってるんだ。
・「灰と幻想のグリムガル」。全員が本当に弱くて、普通のゴブリン相手にすら命がけで戦う。それが本物の、信じられるキャラクター成長につながっていくんだ。
┗ ・最高の異世界アニメだ。1期しかないのが本当に惜しい。
┗ ・小説の20巻まで読んだんだけど、完全アニメ化は正直厳しいだろうな。ペース配分的に視聴者がついてこられない。アルテルナを離れるまでに8巻、戻るのに10巻。作者は1巻分の出来事を5巻に引き伸ばして、各巻の4分の3を世界情勢の解説とハルヒロの優柔不断の理由説明に費やしてる。世界観の構築は嫌いじゃないけど、普通はそういうのはサイドストーリーでやるものだろう。あと21巻は20巻の終わりにとんでもないタイムスキップがあって、読む気が失せてしまった。
・「天空のエスカフローネ」。主人公のひとみは予知能力と占いの力を持っているけど、あくまで実際の戦闘員のサポート役に徹している。
・「魔入りました!入間くん」。異世界ものとしてパッと思い浮かぶ作品じゃないかもしれないけど、れっきとした異世界転移ものだし、主人公の成長はじっくり型だ。
・「聖戦士ダンバイン」。古いけど良い。
・「シュトヘル」は技術の高い戦士だけど、他のキャラと比べて馬鹿みたいに強いわけじゃない。モンゴル軍が本気を出せば簡単に倒せることも明確に描かれてる。「ドリフターズ」の豊久たちも人間だから、得意分野では凄腕だけど人間としての限界がある。敵にはそういう制約がないのに。
・「ゼロの使い魔」。主人公はあらゆる武器の達人になるけど、パワーファンタジーではないから、勝利はただの見せびらかしじゃなく物語に密接に結びついてる。
【管理人のコメント】
チート無双に疲れた海外ファンたちが、「そこそこ強い」主人公を真剣に語り合う姿がなんとも微笑ましいですね。個人的には「灰と幻想のグリムガル」の「ゴブリン1匹に命がけ」という圧倒的リアリティが大好きです。2期、まだですか?


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