【概要】
お隣の韓国ではTOEICの高得点が当たり前とされている一方で、なぜ日本人は英語が苦手だと言われがちなのか。海外の掲示板でこの疑問について活発な議論が交わされました。実はそこには、日本の巨大な国内市場や経済の成熟度、さらには独自の文化や教育システムが深く関係しているようです。外国人の視点から語られる、日本人が英語を必要としないほど恵まれているという分析や、学校教育でのリアルな課題など、興味深い意見がたくさん寄せられています。今回はそんな海外のリアルな本音をたっぷりご紹介します。
・つい最近まで、日本は世界第2位の経済大国だったからね。日本語だけで十分に暮らしていけたんだよ。英語を学ぶメリットがほとんどないなら、わざわざ苦労して覚える必要もないだろう?
┗ ・まさにその通りだと思うよ。
・1980年代から90年代にかけて日本は世界をリードしていたから、当時の若い世代は外国語を学ぶ必要がなかったんだ。国内にチャンスが溢れていたからね。
┗ ・一方で、当時の台湾や韓国はまだ発展途上だったから、より良い機会を求めて国外へ目を向ける必要があったんだよ。
・自分の国の言語だけでエンタメからニュースまで全てが完結する環境があれば、わざわざ外の世界に出ていこうとは思わないよね。
┗ ・もし人口が数百万人程度の小さな国に住んでいたら、インターネットをしたりゲームをしたりするためだけにでも、英語を学ばざるを得ないんだけどね。
・学校で英語を習っているからって、話せるとは限らないよ。私はカナダ人だけど、学校で11年間もフランス語を学んだ。大学の受験資格にも使ったけれど、今では簡単な文章すら作れない。テストのためだけに暗記して、終わったらすぐに忘れてしまったんだ。
・日本の英語教育は、実際のコミュニケーションではなくテストのために行われているんだ。授業の9割以上は日本語で行われていて、残りの1割は教師に指示された部分を朗読するだけだよ。
・日本の英語教師はいつも、どうして生徒の英語が上達しないんだろうと不思議がっているけれど、答えは簡単さ。文法や決まり文句の暗記ばかりに偏りすぎているんだよ。まるで数学の公式を解くようにね。
・それにタブレットの使いすぎも原因の一つだ。単語を自分で調べる代わりに、検索エンジンに頼って出てきた答えをそのままコピーしているだけなんだ。
・過去に習ったレッスンを復習して定着させることもほとんどない。その時々のユニットを終わらせることだけに集中して、テストが終われば綺麗さっぱり忘れてしまうのさ。
・一番の問題は、教師も含めて誰も英語を話しようとしないことだ。会話の練習といっても、あらかじめ決められたフレーズをペアで読み上げるだけ。小学校の先生なんて、ほとんど英語を話せない人が担任として教えているんだからね。中学3年生になっても、調子はどう?という簡単な質問にすら答えられない生徒がたくさんいるよ。
・留学中に英語の家庭教師をしていた時のことだけど、ある生徒はアメリカの大学に行きたがっていた。彼はあらかじめ準備したスピーチは流暢に話せるのに、自然な会話の途中で質問を挟むと、全く対応できなくなってしまったんだ。
・さらに致命的だったのは、彼が間違いを指摘されるのを極端に嫌がったことだ。不自然な表現を直そうとすると、明らかに不機嫌そうな顔をしたよ。暗記したセリフを一方的に喋るのではなく、本当のキャッチボールとしての会話をしようと提案したら、彼はレッスンをやめてしまった。
・フランス語を何年も学んだカナダ人の君、今でもフランス語で疲れたって言えるかい?
・私のフランス語のピークは、コメディアンの有名なネタをなんとか聞き取れた瞬間だったよ。
・プライドと排他主義が原因じゃないかな。新しい言語を学ぶということは、その背景にある文化を受け入れるということだ。日本でその一歩を踏み出そうとする人は、本当に珍しいよ。
・あるいは、何の資格も持っていない英語教師が多すぎるせいかもしれないね。
┗ ・何を言っているんだい?タナカ先生は2017年にカナダへ1年間ホームステイしたんだぞ。毎週末は日本人留学生同士で集まって遊んでいたらしい。これ以上ないほど完璧な資格じゃないか。
・日本の大人が子供たちに言っている言葉を教えてあげよう。日本にいれば英語なんて必要ない、だよ。
・彼らは海外に行く必要性を感じていないから学ばないんだ。でも最近は変わりつつあるらしい。日本での生活に希望を持てなくなった若者たちが、出稼ぎのためにオーストラリアなどへ旅立っているという記事を読んだよ。
┗ ・海外に行かないのではなく、経済的な理由で行けないだけさ。それを必要ないという言葉で取り繕っているんだ。彼らの親の世代は、世界中を飛び回る大旅行家たちだったのにね。
・元英語指導助手だけど、私が赴任した田舎の学校では、海外に行く予定もないし社会に出てから使うこともないから勉強する必要がないという空気が漂っていたよ。
┗ ・もちろん、毎年数人は海外に行きたいとか、洋楽を聴きたいという理由で熱心に勉強する子もいたけれどね。
・人間、強制された言語は学びたくないものさ。私は今スペインに住んでいるけれど、多くの現地人は英語に興味がないか、むしろ嫌っている。観光客をもてなすための奴隷の言葉のように感じているからだ。
・日本人も同じで、強制されるのが嫌いな上に、学校での教え方が極めて非効率的なんだ。そして何より、日常生活で英語を使う必要性が全くない。英語圏の人だって、他国に移住しても現地の言葉を学ぼうとしない人が多いだろう?
┗ ・スペインの学校では、地域によっては複数の公用語を学び、さらに英語やフランス語も必須だから、日本よりはるかに語学レベルは高いと思うよ。特に今の若い世代は、大学進学のために外国語の習得が義務付けられているからね。
・韓国と日本の両方に行ったことがあるけれど、実際のところ、韓国でも英語を話せる人を見つけるのは同じくらい難しかったよ。少しだけ韓国の方がマシという程度さ。
・欧米人はどうして、自分の国にいるアジア人が観光客である自分たちのために英語を話すべきだと思い込んでいるんだろう。自分たちは他国の言葉を一つも喋れないくせにね。
・単に日本の英語教育の仕組みが実用的ではないだけだよ。会話の能力を育てることよりも、決まったフレーズの暗記や直訳ばかりを重視するテストの弊害さ。
・ヨーロッパでも似たようなものだよ。オランダ人が英語を流暢に話せるのは、彼らの母国語に映画やテレビ番組が翻訳されないから、子供の頃から英語に触れるしかないからなんだ。
┗ ・それに、オランダ語と英語は言語的にとても近い親戚のような関係だから、習得しやすいというのもあるね。
・私の経験から言うと、彼らは英語という言語に関わること自体を避けているように見える。若い世代であっても、カタカナ英語のレベルで満足してしまっているんだ。
┗ ・恥ずかしいとか怖いというよりも、単純に興味がないんだろうね。
・難しいことに挑戦せずになあなあで済ませてしまう文化があるからね。でも、最近の経済状況を見ると、その態度も変えざるを得なくなるかもしれない。
・日本の学校で使われている教科書は、お世辞にも良いとは言えない。不自然な表現ばかりで、学習者の興味を引く工夫が全くないんだ。学校が終わった後に英会話スクールに通っても、大半は資格のないネイティブ講師が、教育論ではなくビジネスモデルとして作られたレッスンを提供しているだけさ。
┗ ・留学中に現地の学校を訪問した時、教室の壁に貼られた曜日の掲示物にスペルミスが2つもあったのを覚えているよ。もちろん、先生が手作りしたものだ。
・日本人の完璧主義的なメンタリティが、言語習得のプロセスに合っていないんだと思う。新しい言葉を学ぶ時は、何万回もの間違いを犯し、それを指摘され、時には笑われながら上達していくものだからね。
・私が英語を教えていた時、多くの生徒は少しでも間違えるとフリーズしてしまい、次を発言するのを恐れてしまった。グループ形式のレッスンだと、他の日本人の目を気にしてさらに萎縮してしまうんだ。
・週末は何をしましたか?という単純な質問に対して、完璧な文章を作ろうとするあまり、5分間も沈黙して考え込んでしまう人もいたよ。
・私の日本人の友人は英語が堪能で、今はどこでもすぐに仕事が見つかるけれど、英語が話せない彼女の夫は苦労している。彼女は、日本人は英語の価値をまだ理解していないと悲しそうに言っていたよ。
┗ ・海外で暮らす経験は本当に大きいね。私の夫はロンドン赴任をきっかけに、海外ドラマをひたすら観ることで英語を習得したよ。
・アメリカ人やイギリス人が外国語を苦手とするのと、全く同じ理由だよ。必要がないからさ。
・日本の英語教師自身が英語を話せないのだから、生徒が話せるようになるわけがないよね。
【管理人のコメント】
やはり「必要に迫られていない」というのが最大の理由のようですね。日本語だけでこれほど豊かなエンタメや経済活動が完結していること自体、ある意味で非常に贅沢なことなのかもしれません。

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